popimami

散文と短歌

はやし けりい

夏の日は はしゃいだぶんだけ さびしくて 思い出のなか いつもきみがいる
紫陽花の よりそう花の そのなかの ひとつになりたい くらいのさびしさ
太陽が 空を白々 もちあげて ながくてみじかい きのうがおわる
秋晴れを よろこんでいる カリンの実 おちてかすかに においを放つ
やわらかい 果実のその実を まもるように きみはじっと そのなかにいる
空たかく 煙になって 往くきみを 仰ぎみながら 一杯の水を飲む

きみはすぐ そばにいてぼくは 満たされた きもちになったり ならなかったり

雨上がりの十月。キンモクセイの匂いに少したちどまる。
キンモクセイが雨にとけてわたしの体を包んだ。
そして、歩き出してもわたしはわたしのままだ。

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